
ほとんどの小学校は、3月下旬から4月上旬の10日間とちょっとの期間に春休みに入りますよね。その春休みに先生たちは何をしているのでしょうか。その裏側をこっそり見てみましょう。
公簿作成・点検
公簿、とは、出席簿・指導要録など、その学校の児童の情報をまとめた文書の総称です。公簿は、中学校・高校と引き継いでいくものですので、間違いは許されません。出席簿は出席した日にち、休んだ日にちなどを記すもの。近年は、コロナでの休みの扱いは出席停止にするなど、なかなか一筋縄ではいきません。指導要録とは、住所や保護者のことなどの子どもの基本情報と、子どもの成績や所見などをまとめたものです。
これが結構めんどくさい。学校社会はまだまだアナログなので、いちいちちょっと良い用紙にプリントアウトして、押印して、ファイリングして、とやらなければいけません。はやくペーパーレスになってほしいです。とほほ。
昨年度使っていた教室の掃除・片付け(担任バレ絶対禁止!)
1年間使った教室をきれいにして、新年度に使う先生に失礼のないようにしとかないといけませんね。立つ鳥跡を濁さず。これは社会人としてのマナーですね。
ただ、新年度のクラス担任発表の前に新しい教室に荷物を移動させるのはNGなんです。始業式の前に学校に来た子どもが荷物で新担任を察してしまうことの無いように、ということらしいです。別に私的には1日2日早くバレたってなんの問題もないと思いますが、でもそういう慣習なんです。変な文化!
新年度のクラス編成
旧学年の先生たちで、新学年の子どもたちのクラス分けをします。例をあげると、3月まで5年生の担任をした先生たちで、その子たちが6年生になったときのクラス分けをする、ということです。
どうやってクラスを決めているのか?これは、ここだけでは書ききれません。また後日じっくり書くつもりです。要素はあげればきりがないですけどね。学力・友達関係・保護者・アレルギーなどなど。
とにかく先生方は時間をかけて考えて、何度も見直して決定します。次の担任の先生方に「なんでウチのクラスだけこんなに大変なんだ!」とか思われないように:(;゙゚’ω゚’):
職員会議
春休みの間に2回か3回行う学校が多いかと思います。1回の時間は大体2時間程度でしょうか。聞いているだけでもかなり疲れます(というか眠たくなります( ゚∀゚))。
1回目の職員会議は、校長の「この学校を1年間こうしていきましょう」みたいな話から始まって、1年間の予定・4月上旬~中旬の予定・各業務の担当(校務分掌といいます)の発表・4月に集める子どもの書類関係の確認、など、盛りだくさんの内容です。
2回目の職員会議は子どもたちの学校での過ごし方のルールの確認がメイン。例えば、給食を食べるときのルールを確認したり、子どもたちの掃除場所を決めたり。
入学式の準備
入学式前日の午前中は、入学式準備。新6年生が、お手伝いするために午前中の短い時間ではありますが、全員登校してきます。先生も子どもも一緒になって掃除をしたり、案内板を設置したり、体育館に椅子を並べたりします。新6年生最初の仕事ということで、子どもたちは張り切って仕事をしてくれます。かわいいなぁ。
6年生が帰ったら、職員全員体育館に集まって、入学式のリハーサル。新1年生の担任がメインとなって、入場・退場の仕方を練習したり、全体の流れを確認したりします。
先生たちは結構細かいので、手順をしつこいくらいに確認します。私は「いちいちそんなこと確認しなくてええやん。その場で臨機応変にやればいいやん」って思っちゃうんですが。
やはり教員にはマニュアルがないと動けない人が多い!です。子どもには「その場で自分で考えて動くんだよ!」って指導するクセにね┐(´д`)┌
先生たちは学校を休めるの?
令和3年~4年の春休みは、3/26~4/5の11日間で、そのうち土日が4日でしたので、平日は7日あったことになりますね。そのうちで休めたのは、私は2日でした。そもそも“出勤日”となっていて、休めない日が3日あります。それ以外にも、前述の公簿処理や教室片付けなど、やることが山盛りなんですよね。
「先生って春休みがあっていいな~」なんて言われることがたまーにありますが、先生にとって、春休みはそんなに良いもんじゃありません。ま、平日に2日休んで少しだけリフレッシュできましたけどね!


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