
入学式といえば、子どものイベントの中でもかなり大きなものですよね。特に小学校の入学式では、立派になったお子さんの姿を見て感動する保護者の方々も大勢いるのではないでしょうか。今日は、そんな入学式の裏側で、先生たちはどんなことを考えてなにをしているのか、お伝えしたいと思います。
準備
入学式は体育館で行われるのが一般的だと思います。体育館の紅白幕は、卒業式で使ったものを外さずにそのまま使うことが多いですね。おめでとうの文字の飾りとか、桜の花とかの飾りも流用します。体育館で椅子を並べるのは、前日に新6年生が登校してお手伝いをしてくれます。新6年生はその他にも、新一年生の教室の飾りつけ・掃除・配布物のセッティングなどを一生懸命やってくれます。春休み最終日のお手伝いですが、もう最高学年として自覚ができていますね。素晴らしい。
6年生が帰った後、先生たちで細かい作業をします。国旗と市旗を掲げたり、プログラム(式次第)を掲示したり。またここでも細かいこと言う“真面目な”先生がいるんだよね。(›´ω`‹ ) ゲッソリ

国旗が右肩下がりな気がするわ。2センチくらい上げてみて
だれも気にしないって。
とはいえ、しっかり仕事をやる人が本当に多いので、準備は滞りなく進みます。さすが公務員。全体の奉仕者。
リハーサル
職員全員体育館に集まって、入学式のリハーサル。新1年生の担任がメインとなって、入場・退場の仕方を練習したり、全体の流れを確認したりします。
- 音楽をかける・止める
- 1年生が体育館に入場してくるタイミング(先頭は誘導担当の先生)
- 担任が子どもたちの前に行くタイミング
- 全員で礼をするタイミング
などを確認します。
入学式は、実際のところ30分間程度で終わらせる学校が多いようです。コロナで長時間の開催を避けたいという理由と、まだ6歳児に長時間の式は難しいだろうという配慮からです。後者に関しては、こないだまで保育園児・幼稚園児だった子どもたちですからね。さすがに30分以上椅子に座っておとなしくしていろというのが無理な相談です。
当日朝
当日は先生たちは一応全員スーツなどのきれいな服装をしています。私も普段はもっぱらジャージですが、さすがにこの日は怒られないような服装をします笑
朝の作業としては、「入学式」の看板を門の前に立てかけたり、お祝いの電報を掲示したり、放送機器の確認をしたりがメインかな。
来賓の対応は管理職の先生の担当。
受付開始(保護者は1名のみ参加可能)
式開始45分前くらいから入学児童&保護者の受け付け開始です。
今年度の入学式も、コロナの兼ね合いで入学式に参列できる保護者は、子ども1名に対して家族1名のみ(だから双子は両親参加可能)。ほとんどがお母さんでしたね。
しかし、「子ども1名に対して家族1名のみ」と手紙にも明記しているのに、父母2名で参加しようとする不届き者がごくまれにいます。学校側も、もめたくないし、相手にしている時間はないので、仕方なく放置。いやはや、そんな親にはなりたくないものです。子どもに「なんでうちだけパパもママも来れたの?」って聞かれたら、なんて答えるんでしょうかね。まったく。٩(๑`^´๑)۶
式開始
式次第は大体以下の通りかと思います。
- 入場
- 開式の言葉
- 国歌斉唱
- 校長の言葉
- 担任紹介
- 祝電披露
- 閉式の言葉
コロナ以前は、PTA会長の話や、校歌斉唱や、6年生が登壇してお祝いのメッセージなんてこともやっていたのですが、縮小縮小で現在の形になっています。
体育館の窓や扉は全てフルオープンで換気しています。入学式当日の陽気は結構暖かかったので、助かりました。(R3年度の卒業式は極寒の中フルオープンでつらかった!)
毎年ほっこりする場面
入学式の中で、私は毎年ほっこりする場面があります。それは、校長先生の話の冒頭に毎年おこります。

1年生のみなさん、入学おめでとうございます。

はい!ありがとうございます!
(↑↑↑普通はここ、返事はしないところ。反応するにしても軽く会釈くらいのところ。↑↑↑)

え~、また、保護者のみなさまにおかれましても、本日は誠におめでとうございます。

はい!ありがとうございます!
(↑↑↑ここも返事はしないどころか、保護者って言ってますやん。↑↑↑)
おめでとうと言われたら、とりあえず「はい!ありがとうございます!」という1年生、かわいすぎ!
写真撮影
式が終わったら、いったん退場します。その間に先生たちが急いで椅子を片付けて、ひな壇をセッティングします。ここでも先生たちの動きは見事!さすが全体の奉仕者!
子どもも大人もみんな並んでハイチーズ!です。
ここで、各クラスに一人ずつくらいは必ず、みんなと同じように並んで待つということができない子がいます。そういう子は、きっと入学式の間もつらかったに違いありません。そういう子が、今後の小学校生活をどのように過ごしていくか、興味深いですよね。自分が担任だとしたら、どう対応するのだろう。もし自分の子どもがそうだったとしたら、親としてどうしたらいいんだろう。何ができるんだろう。集団生活に馴染めない子どもの対応については、また今度じっくり考えを書いてみたいと思っています。
さいごに
入学式は大体こんな感じで終わります。まあ先生にとっては毎年の恒例行事ですが、その子&親にとっては、人生の一大イベントなわけで、国旗が斜めってたら嫌だろうなあ、とも思いますけどね。
そういう保護者の思いをしっかり捉えてできる限りのことをやろうとする先生はとても多いです。何度も言いますが、「さすが全体の奉仕者!」
え!?私?私は本当に学校の物事を斜めからしか見ていないので…汗
さあ、明日からいよいよ学校生活が始まります。初めてのことばっかりでドキドキわくわくすると思うけど、がんばれ1年生!


コメント